使用上の注意

リベット打ちの際、締結母材とリベットのフランジ部、工具(リベッター)の先端部がそれぞれ密着しており、下穴に対し垂直になるようにしてください。

 

  1. 締結母材の間に、隙間がないこと。                                                  
  2. リベットのフランジ部と母材の間に、隙間がないこと。                    
  3. リベットのフランジ部と工具(リベッター)の先端部の間に、隙間がないこと。
  4. 締結母材及び下穴に対し、リベットが斜めにセットされていないこと。          
締結板厚・下穴径は、指定寸法を厳守してください。指定寸法外で使用しますと適正な締結が得られないことがあります。
リベット強度は破壊強度ですので、使用の際は安全率を十分に考慮してください。
リベットのシャフト(マンドレル)先端は尖っていますので、けがの無いように十分注意してください。
異種金属の接触によって電食が起こります。十分に考慮して、母材とリベットの性質の組み合わせを選んでください。
締結母材が、柔らかい材質の場合・厚い母材と大変薄い母材の組み合わせの場合・下穴の大きさがそれぞれに違う場合など、リベットの使用方法について事前に十分な検討を行ってください。